カリキュラム・ポリシー
東海大学が定めるディプロマ・ポリシーに基づき、以下に示す教育課程を編成し、実施します。
『教育課程・学修成果』
高度に複雑化し,変化の著しい現代社会においては,学部学科を問わず学生には,物事の本質を見抜く力が求められています。これに加えて著しく情報化された現代社会においては,既存の情報サービスやソフトウェアの活用のみならず,情報化に伴う社会,経済の変革(デジタルトランスフォーメーションDX)に対応する力が求められています。このような時代背景を踏まえて,全ての学生を対象に自然科学,情報技術に関する知識・技術・経験の獲得を目指した科目を配置します。
情報技術・情報科学については,基礎的な情報処理の知識やプログラミング,技術に関する授業から情報社会を支えるデータサイエンス、人工知能の知識及び技術に関する授業を段階的に配置し,DX人材としての基礎知識・基礎技術を養います。グレード番号100番台では,基礎知識の習得を目的とした授業,グレード番号200番台では現代の情報社会で活用されている技術の基礎知識を,実習を含めて習得する授業,グレード番号300番台では,実社会における問題解決を含む実習を展開します。
これら情報系の科目は,社会ICT副専攻,東海大学 数理・データサイエンス・AI教育プログラム(TMDA)の科目としても展開されています。
自然科学については,理工系以外の学生に対しても科学的な思考力を身につけてもらうため,講義と実習とをブレンドしたアクティブラーニング型の科目を設置しています。
『学修成果の評価方法』
東海大学のディプロマ・ポリシーに示されている『自ら考える力』『挑み力』『成し遂げ力』に関して、ルーブリックによる観点別評価、授業についてのアンケート等を用いた学生による自己評価により、学修成果の評価を行っています。その集計結果は、FD活動等をとおして教育の質向上のためのPDCAサイクルにつなげています。